星と重なり 打ち上げ花火 隣の横顔 よく見える 優しい笑顔 君のカタチ それは誰かが描いたスケッチさ

8/7の日記
俺、T君、北海道から帰ってきたR君、徳島から帰ってきたK君の4人で、一日中遊びまわった。
この4人が揃うタイミングは、本当にこの一日しかなかった（T君は次の日には、っていうか今日島根に帰省する）ので、実はけっこう奇跡的な一日であったのかも知れない。


まずは京阪黄檗に集合した後、自転車で木幡の目的地へと向かう。
この目的地には、以前T君と訪れており、R君とK君が帰ってきたら内緒で連れて行こうというサプライズを、そのときから画策していたのだった。

で、その目的地というのが、この雑居ビル。


この建物に、何があるかというと・・・


そう、ハルヒ・らき☆すた・Key作品・けいおん！等をアニメ化してきた、今や日本ではその名を知らぬヲタクは居ないであろう、株式会社京都アニメーションのスタジオである。

スタジオはビルの3階に位置するが、この春、その2階に京アニの直営ショップが開店した。


店内の様子。






この仕切りの向こうでは、実際にスタッフさんがセル画を作成しているところを見学できる。
残念ながら、仕切りの向こうは撮影禁止である。


現在、京アニのアニメーション作品は総てデジタル作画なので、ここで見られるのは依頼を受けて販売するための商品用のセル画である。
このセル画工房見学は、予約した人が優先的に見られるようになっているので、アポ無しで行くことはあまりお勧めできない。
とはいえ、俺が予約したのは行く5日程前だったが、そのときでもまだ予定は余裕で空いているようだったので、予約を取ること自体はそう困難なものでもないだろう。

そして、これを見たR君とK君の反応は・・・
大いに喜んでくれた。
連れて行った甲斐があったというものである。俺も嬉しかった。


ここでの笑い話を一つ。
スタッフさんから「何か質問はないですか？」と訊かれ、それに対しR君が言った言葉。

「エンドレスエイトはいつ終わるんですか？」

コラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！
本人的には勿論ギャグのつもりだったそうだが、それはホンマに禁則事項だろうにｗｗｗｗｗｗｗ
ちなみに、さらに笑えるのが「それ、よく訊かれるんです」とスタッフさんが言ったこと。
まあ、どうやら8回で終わったらしいけど。
ワシのエンドレスエイトは108式まであるぞ、じゃなくてよかったね。


K君、R君がそれぞれグッズを購入し（俺は来週出るけいおんグッズが欲しいので今回はスルーした）、自転車で黄檗に戻り、電車で三条に向かい、映画のチケットを前もって買った後、カラオケ屋へ。
皆それぞれの好きな歌を唄ったり、ふわふわ時間を合唱したりした。


次に、夕食。オムライス屋でオムライスを喰った。
ここでの笑い話を一つ。
4人で4つのオムライスを注文し、3人分まで出揃ったとき、店員さんが言った言葉。

「ご注文は以上でよろしかったでしょうか？」

・・・テーブルの上には、T君のオムライスだけが無かった。
何、このリアル存在感が臼井君！！
そのお詫びとして、ドリンクをサービスしてもらったのだが、T君がそのコーヒーにミルクと間違えて醤油を入れてしまうというオチまで付いてきた。


オムライス屋を出たところで、K君が、時計を安売りしている店を見つける。
なんでも、最高二万円までの時計を在庫処分で千円で販売する、というようなことを謳っていた。
俺以外の3人は、そこで時計を買ったのだが、俺はそれに少なからぬ胡散臭さを感じていたので、スルーした。
案の定、と言っていいのかは分からないが、K君の時計は直ぐにぶっ壊れた。


そして、映画。サマーウォーズ。
映画は大変面白かったのだが、カラオケ屋・オムライス屋とドリンクを飲みすぎた所為か、途中から尿意に襲われ、完全に映画に集中できていたとは言えなかった。
また観に行こうと思う。そしてブルーレイが出たら買おう。


映画が終わり、黄檗に戻り、R君の家に置いていた自転車を取りに行った後、宇治川。
河川敷。
花火。
打ち上げの花火大会なら毎年見ているのだが、手持ちの花火をやるのは数年ぶりだった。
花火独特の火薬の匂いを嗅ぐと、これが夏の匂いか、という実感が湧いた。
暗くて足元がよく見えなかったので自信は無いが、きっとゴミは残してませんよ。

ちなみに今年の花火大会は10日に催されるのだが、四者四様の理由で、揃って見ることはできそうもない。
俺の場合は、バイト。
花火大会の影響をモロに受ける職場なので、今年は花火の代わりに地獄を見ることになりそうだ（うまいこと言ったつもり）・・・


と、いろんなことを一気に詰め込んだので、疲れはしたが、大変楽しい一日だった。
ベボベ的に言うと、俺たちは夏いぜ！！って感じだった。
そして、みんなには、自転車の置き場所を貸してもらったり、花火を買ってきてもらったりと、いろんなことを手伝ってもらった。
この協力無しでは、ただ疲れるばかりの一日で終わってしまっていただろう。
だから言いたい。
ありがとう、と。
そして言いたい。
また遊ぼうぜ！と。