さて、ジョジョの映画を観に行ったわけだが… [テレビ・映画]
がっかりだ。
ネットでの前評判があまりよろしくなかった(スピードワゴンさんが出てこないのを含めて)のであまり期待はしていなかったのだが、その分を差し引いてもがっかりの出来だった。
まず前半。重要なシーン・名シーン・名ゼリフが到る所で削られている。その数挙げていけばきりが無いほど。
その辺は2時間という枠の中に収めようとしたらまあしょうがないのかなあ、とまだ思えたが(それでも納得はしていない)、後半はもう弁護のしようがない。
肝心要の風の騎士達の町での闘いであるが、もう原作の原形を留めていない。
切り裂きジャックやタルカス・ブラフォードといった強敵が立ちはだかるのではない。
雑魚ゾンビがうじゃうじゃと出てくるだけ。タルカスとブラフォードも一応出るには出てくるが、雑魚敵のうちの2人という扱いにされてしまっている。
それで、ツェペリさんとDIOの戦いになるのだが、その間、ジョナサンはずっとノビたまんま。
ツェペリさんがDIOに真っ二つにされてからようやく起き上がる。
そしてラストのジョナサンとDIO一騎打ちでは、DIOを真っ二つにしたり炎の熱で氷を溶かしたりといった頭脳戦ではなく少年漫画にありがちな(ブリーチとかブリーチとかブリーチとか)根性でパワーアップ!!勝った!という感じになっており、スト様もダイアーさんも出てこない。
ついでに言うとダイアーさんの「波紋入りの薔薇は痛かろう…」のセリフ(と攻撃)がツェペリさんにとられている。
スピードワゴンさんやらスト様やらいろいろ削りまくった結果、話が第二部に繋がらない仕様になってしまっている。
第三部のアニメもだいぶストーリー改変されてたし、もうジョジョは二度と(少なくともこのスタッフでは)アニメ化しないほうが良いのでは。
眠いので乱文須磨祖
コメント 0