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あこがれ倒したあの街へ 20時の夜汽車で旅立とう すれ違っていただろう僕と君を 夢の街まで乗せてゆく [NIKKI]

今日のバイト・・・で遭遇した「メンドクサイ」お客様についての愚痴。
閉店時間も差し迫る8時前ごろ。
見た感じ60~70代ぐらいのトワイライトダンディーがご来店。
其のオジサマ、店に入るなり、怒鳴りつけるように、
「素うどんくれや!!!」
呆気にとられながらも、
「あ、すいません食券をお買い求めください・・・」
と案内する俺。
「いくらや!!!」
「えーと、210円です」
「素うどんどれや!!!」
「あ、その一番上の右端のボタンのかけうどんが・・・」
「いくらや!!!」
(あれ、それ俺さっき言わんかったっけ・・・)
「あの、210円です・・・」
「ビールあらへんのかいな!!!」
「えーと、その真ん中の右端の緑のボタンが・・・」
「いくらや!!!」
「あの、380円です」
「ボタンどれや!!!」
「あの、真ん中の(中略)ボタンが・・・」

そんなこんなでうどんとビールをお出しして、
俺がほかの作業をするため奥に行っている間に、
オジサマのターゲットはもう一人のバイトのSさん(女性)に。

「(略)・・・それが人生っちゅうもんや」
「お姉ちゃんいま歳いくつや、学生か」
「この世は勉強したもんがな・・・」
「○○ちゃん(Sさん)、べっぴんや思うで、なあ兄ちゃん」(なぜ俺に振る)
・・・と完全に説教モードである。

Sさんとの(一方的な)トークに気を良くしたのか、最後には、
「○○ちゃん、兄ちゃん、これあげるわ」
・・・となぜかコロッケを手渡された。
さっきまで怒鳴りまくってたのに、この変わり様・・・
恐るべし、団塊クオリティー・・・

ちなみに、店長?と顔馴染みであるようなことを言っていたので、一見さんではないと思うのだが・・・
ていうか俺も顔見たことあるような無いような・・・

まあ。
この店に来るまでに何か嫌なことがオジサンにはあったのだろうと勝手に納得しておくことにする。
それで赤の他人の俺らに当たられても、まったくの筋違いというものだがな!!
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